静岡FⅡで特別昇班に挑むのが113期のルーキー・宮本隼輔(24=山口)だ。祖母(弘子さん)と父(忠典さん)を競輪選手に持ち、同期の誰もが「一番強いのは宮本さん」と口をそろえる。前々回小松島、前回武雄と完全優勝し、9連勝まであと「3」。意外にも特進がかかるのは今回が初めてで「できたらいいなと思っている」とあまり意識していない様子だった。しかし、19日の小田原FⅠA級決勝で松井宏佑が同期最速でS級特進を決め、心中穏やかではないはず。注目の初戦は初日5R(A級チャレンジ予選)。「(デビューから)やれていないことはないけど、もうちょっとできる気がする。しっかりラインを連れて行くということを意識したい」と意気込んだ。
【静岡FⅡ初日5R】宮本 特別昇班へ気合
2018/11/20